湯島の大スギ.jpg

杉 スギ

スギは、ヒノキ科スギ亜科スギ属に分類されており、本種のみでスギ属を形成する単型の日本固有の針葉樹で、本州北端から南は屋久島まで自生、水分や豊富な栄養分を含む土地を好み、沢沿いに生育しています。水豊かで温泉の豊富な早川には樹齢千年を超えると言われる大スギを初め、多くのスギが生育していることも頷けます。スギ亜科は恐竜が生息していた中生代に出現した植物で、日本固有のスギの他、アメリカ大陸のセコイアや、中国のメタセコイアなどが現存して分布し、悠久の歴史を刻んでいます。スギという名前は,真直ぐの木「直木(スグキ)」から、また横に這わずに上へ進む木」との認識から、「進木(ススギ)」が語源かとも言われています。葉とともに、杉脂(サンシ)と呼ばれる樹脂は生薬として、民間療法でもひびやあかぎれを癒し、肩こり、筋肉痛、打ち身などの痛みの緩和にも使われてきました。枝葉の香りは爽やかさとともに華やかさを持っています。

学名: Cryptomeria japonica
科・属名:ヒノキ科スギ属
用部:枝葉、樹脂
精油成分:酢酸ボルニル、ネズコール、4-テルピネオール、カジネン、オイデスモール、エレモールなど
作用:強壮賦活、緩和、血行促進、鎮静、鎮痛、抗菌